こんにちは。
学年末、新学年準備の季節になってきましたね。
ところで、NHKラジオ第2(またはEテレ)の語学講座を聞いた(見た)ことは、ありますか?
基礎英語、英語会話、ビジネス英語・・・、また英語以外にも中国語、ハングル、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、アラビア語などなどたくさん番組があって、迷ってしまうほど・・・。
言語の種類だけでなく、レベルも放送時間もいろいろです(朝5時半から、夜は12時過ぎまで!)。また1講座は15分のものが多いですが、5分、10分、またテレビでは25分のものもあります。
再放送も含めると、おそらくほぼ毎日放送されているのではないかと思いますが、これがラジオまたはテレビなので、ほぼ無料(NHK受信料と電気代程度)で視聴できるのです( ^)o(^ )・・・(しかもNHKなのでCMもなし!)
現在聞いて(見て)いるという方は、ぜひその調子で、次の新講座もお楽しみに。
かつて聞いて(見て)いたという方や、まだ聞いた(見た)ことがない、という方は、今日からぜひぜひ、お気軽に始めてみませんか?
- ガイド冊子配布は、期間・部数限定です。お早めに本屋さんへGO!
- レベル対応表はあくまで目安。幅広く聞いてみましょう~!
- 下のレベルの講座がおすすめの理由:楽に、確実に身につくからです!
- シャドーイングもできればさらに完璧です♪
- 単語も要チェック! 意外と知らない単語、あります(汗)
- Web.版にはリスニング問題もあります! &テキストは、なくてもOK!
- 番組ホームページとストリーミング(再放送)を活用する!
ガイド冊子配布は、期間・部数限定です。お早めに本屋さんへGO!
毎年のことですが、4月から新年度の講座が始まるのに合わせて、今くらい(2月中旬、後半)に本屋さんに無料のガイド冊子が置かれます。
NHK語学講座のテキスト売り場に置いてある場合もありますし、レジのそばにある場合もあります。見つからなければ店員さんに聞いてみてください。
そしてこれには、英語力測定テスト20問(受講講座を選ぶため)とその解答、詳しい解説があり、これを無料でできるだけでも、十分おトク♪だと思います。
まだ手にしていない方は、お早めに本屋さんへGO! です(在庫がなくなり次第配布終了と思われます。)
レベル対応表はあくまで目安。幅広く聞いてみましょう~!
英語力測定テスト問題のあとの、解答・解説が終わると、レベル対応表というページが
あり、「あなたの得点に合ったレベルの講座」が確認できるようになっています。
例えば、英語力測定テストの基礎レベルが80点だった場合は、「ラジオ英会話」、「英会話タイムトライアル」、「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」が対応しているとされます。
少し上のレベルでは「入門ビジネス英語」、一つ下のレベルが「基礎英語3」となります。
ただし(表の下の方にも小さく書いてありますが)、これはあくまで目安。
自分に最適の講座だけを聞く、なんていうのはもったいないです!!
よほど時間がとれない場合は仕方ないですが、もし時間に余裕があれば、他の講座もぜひ聞いてみてください。とくに「自分のレベルよりも少し下のもの」がおすすめです。
え?上のレベルではなくて、下のレベルのものを聞くなんて、役に立たないのでは?・・・と思うかもしれませんね。それはなぜかというと・・・
下のレベルの講座がおすすめの理由:楽に、確実に身につくからです!
例えば小学5年生の算数でつまずいてしまっているお子さんには、4年生の算数から復習していくとすんなり理解できる、という話をよく聞きます。
英語も、もし何か苦手な意識をもっている方は、思いきって中学レベルからの復習がおすすめです。
また、とくに苦手というほどでもない、という方にも、より確実に身につけるために、
一つ(それ以上)下のレベルの教材はおすすめなのです。
ある英作文の問題が出たとして、問題を読み終わってすぐに答えがスラスラ書けるか、それとも少し考えてから書けるのか、はたまた迷いながら、しかも自信がない答えになってしまうのか、全く手が出ないのか・・・いろいろなレベルの方がいらっしゃいますよね。
もしある人が、基礎英語1レベルならスラスラ答えられる、基礎英語2レベルなら少し考えて答えられる、基礎英語3レベルなら迷ったあげくに自信もない・・・という場合だったとしたら、どの講座を聞くのがいいでしょうか・・・?
基礎英語2と3を、両方とも聞くのがいいと思います(^o^)
会話練習で考えてみてもまったく同じことなのですが、少し考えて答えられるものは、
さらに短時間で確実に(聞かれた瞬間にスラスラと)答えられるようにしたいですし、
次の段階も同様に、答えに自信のない問題は、まずは時間がかかっても、正しく答えられるようにしたい、その次はかかる時間を少なくしていきたい・・・という感じです。
シャドーイングもできればさらに完璧です♪
さらに、上の例の場合、基礎英語1も(復習以外で)活用する方法があります。
それは「シャドーイング」。
はじめにその日の学習内容を聞きますので、ストーリーの内容や英文はだいたい頭に入ります。それを講座の中で、ゲストのお手本読みといっしょにシャドーイングするのです。
読むスピードやリズムもなるべく同じにするのが目標なので、これができるようになると、かなりネイティブの英語に近づけると思います。
読み書きは問題なくても音読が苦手・・・という人には、とくにおすすめです。
発音(音読)や面接の練習は、なかなか独学では自分の間違いがわかりづらいのですが、このように、易しいと思える講座の放送を使って練習すれば、取り組みやすいです(^o^)
単語も要チェック! 意外と知らない単語、あります(汗)
また、英文自体は易しくても、出てくる単語を知らない、ということもよくあります。
日々の生活、文化が違うので、日常生活で使う言葉も日本と外国では違うのは当然です。
私は英語講師をしていますが、基礎英語1でも、ときどき知らない単語が 出てきます(汗)。基礎英語2、3、それ以降はさらにです(笑)。
ま、最近のくだけた言い回し、なんていうのも含まれますが、とにかく言葉は生き物。
携帯、スマホ、なんていう単語も私が学生の頃にはありませんでしたし、常に幅広く日常的に英語に触れる方がいいことは明らかです。
そのため、講座もなるべくいろいろなものを聞いて(見て)、いろいろな題材に触れることをおすすめします!
また先生や、ゲストのお手本もいろいろな方のものを聞くと、耳にもそれだけ適応力がつく、と私は思います。
Web.版にはリスニング問題もあります! &テキストは、なくてもOK!
先ほど紹介した「英語力測定テスト」は、NHK出版のホームページにも出ています。
https://eigoryoku.nhk-book.co.jp/?utm_source=nhk&utm_campaign=text2019&utm_medium=mygogaku
そしてWeb.版の方には、リスニング問題もついていますので、さらに活用できます!
ところで・・・NHK出版の方には怒られそうですが、NHK語学講座のテキストは、必ずしも買う必要はないと思います(^^)/。
実際、いくつか講座を聞くとして、全部テキストを買おうとは思わないですよね。
テキストは、あれば便利ですが、なければないで、自分でスペルを調べたり、より注意深く聞いたりしますので、自分の潜在能力を引き出すきっかけになります。
シャドーイングも、テキストがない方が、より実践的な力がつきます!
番組ホームページとストリーミング(再放送)を活用する!
お伝えしたいことがもりだくさんで、なかなか書き終わらないのですが、最後にひとつ大事な情報を。
放送された講座の内容は(ラジオの場合)、だいたい翌週の1週間、インターネットで何度でも聞き直すことができます。
しかも、講座によりますが、台本の一部が読めるものもあります。
(空欄を埋めるクイズになっているものも。 笑)
暗記するまで何度でも聞きまくるもよし。
音声だけ聴いて、書き取り練習してみるのもよし。
ぜひ、ご自分のライフスタイルに合った方法で講座を活用してくださいね!
それではまた次回に!