こんにちは。
あまりテレビも見ないし、芸能関係の話題にもそれほど興味がない私ですが、それにしても最近、有名人の不倫バッシングばかり・・・。
なぜそんなに騒ぐのか(ヒマなのか)?
あなたには全く関係ないことだし、もっと他にやることはないの?
と思っている方も多いでしょう。
そんなときに、ぜひ使ってみたいフレーズはこちらです!!
It's none of your business.(それはあなたに関係ないことだ。)
Mind your own business. (おせっかいはやめて。)
バッサリ感?ともいえる簡潔で英語らしい表現で、個人的に気に入っている言い回しです(笑)。
プライベートな質問など答えたくないことを聞かれた場合に使うのもOK、また言われた本人とは別の人(一般視聴者など)が言ってもOKでしょう。
和訳表現は、他にもいろいろ工夫できそうですね。
「ほっといてくれる?」とか、「そんなことより、自分の心配しなよ。」とか、どちらにしろあまり上品な言い回しではないので、使う相手には気をつけたいです。
逆に、「Could you please mind your own business?」「構わないでいただけますでしょうか?」と、皮肉気味に丁寧語と組み合わせて使っている場合もあります。
あ、でも芸能レポーターの人は取材するのがお仕事なので、彼らに
「It's none of your business」とは言えないかもしれませんね(笑)!
「business」の語源は、busy +ness
なんだかデキる人のイメージのある「ビジネス」ですが、この言葉は、お仕事のビジネスを指すだけではありません。
「business」の語源は、busy +ness 、つまり「忙しくて手がふさがっていること」なのです。
do my business といえば、実際のお仕事を指す場合のほか、はっきり言いたくないような「私事」、「ヤボ用」、婉曲表現で「トイレに行く」ことを指す場合もあります。
somethingに近い感覚ですね!
It's none of my business といえば
では、your の部分が my に変わったらどのような意味になるのでしょうか?
It's none of my business は、直訳すると「それは私には全く関係ない。」です。
面倒でかかわりたくないような話に対して「知ったこっちゃない。」という、やや突き放したような感覚で使うこともありますし、
「お好きなようにどうぞ」と、寛容な意味にも無関心な意味にも使うことができます。
また、It's none of my business, but....という場合は、「私が口を出すようなことではないかもしれないけど・・・」となり、あえてやんわりと苦言を呈したり、意見やアドバイスをするようなときに使います。
None of your affairs (^^)/
蛇足ですが、none of your business のbusiness をaffairs という場合もあります。
affair はフランス語の afaire (すること=to do )から来た言葉で、日々の仕事・雑務の意味があります。
なので「あなたには全然関係ナイ!」という意味は変わらないのですが、場合によっては言葉遊びのようになることも・・・。
love affair という使われ方もしますが、affair には恋愛(関係)、とくに浮気や不倫という意味もあります。
なので、「It's none of your affairs. 」だと、・・・「あなたのじゃなくて、私の方のプライベートなんですけど。」なんて言っているようにも聞こえたり・・・??
また、That's my own affair. /Mind your own affairs!
という表現もあるようです。
「よけいな世話をやくな」という和訳が出ていましたが・・・言葉遊びの好きな作家さんの作品などでは、話の内容によって、拡大解釈が楽しめる場合もあるかもしれませんね!
それではまた次回にm(_ _"m)